稲刈りに、秋田県阿仁合地域まで行ってきました。
今回の足は新幹線だったので、途中「角館」に立ち寄りました。 ここの見どころは、なんといっても春のお花見。 国の名勝地、桧木内川堤のお花見は、それはそれは見事なものだそうです。 今は、緑のトンネルが延々と続いていましたが、 この川岸が桜色に染まるシーンを想像すると、好奇心虫がムズムズするのでした。 この地方で作られる樺細工(山桜の表皮を使う)も、有名ですね。 わが家にも、こんな茶筒があります。 もうひとつの見どころは、武家屋敷です。 モミジ・クスノキなど深い木立が覆う武家屋敷通りは、重厚な歴史を残しています。 いくつかの武家屋敷も覗いてきました。 ここには枝垂れ桜の老樹も多く、約200本ほどが国の天然記念物だとか。 厳しい冬を乗りこえた春、黒塀にかかる桜の枝は、さぞ美しいのでしょうね。 お昼は「比内地鶏親子丼」 そしてharunoyokihiさんのところで見た「なると餅」や「生もろこし」のお菓子、 味のお楽しみも、しっかり忘れなかったのでした。 北の城下町「角館」は、四季折々に訪れてみたい、風情のある処です。 さて翌日は、あいにくのどしゃ降り雨模様。 で、たぶん中止よね♪と、のんびり美味しい朝食をとっていましたが、 時間通り、迎えの車はやってくるのでした。(ソリャソウカ・・・) 今回は、春に田植えをした地元の小学生も参加です。 今では、農村でも田んぼに入ったことが無い子供が、ほとんどだとか。 半分遊びの延長で、張りきる子供たちでした。 じつは、この地域の田んぼの多くが、先日の豪雨で水に浸かってしまい、ダメになりました。 一週間後には稲刈りができるはずの、田んぼだったそうです。 どんなに悔しかったことか・・・。 水が引いた田んぼには、流木や石がゴロゴロしていました。 こんなことは、もう70年以上も無かったこととか。自然の猛威とは恐ろしいものです。 ぬれた稲穂のハサガケは、重くて大変でしたけど、 こうして無事に稲刈りができたことは、感謝ものだったのでした。
by kero0131
| 2007-10-09 23:20
| 旅
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