ソウル市内にある、朝鮮時代の宮殿「昌得宮(チャンドックン)」です。 この宮殿は、世界文化遺産に登録されています。 私は韓流ドラマを見ていないので知りませんでしたが、 「チャングムの誓い」のロケ地でもあるそうです。 気品のある建物は、その装飾がとても色鮮やかです。 屋根には魔よけのためか、西遊記の面々が乗っています。 大きな石をくりぬいた石門は「不老門」、くぐると長生きできるとか♪ 石橋の飾りや樹齢750年以上とされるイブキの樹にも、歴史が感じられます。 で、感化された訳ではないのですが、 夕食は、踊りを見ながらの宮廷料理の店に。 朝鮮の王様も、こんなにたくさんの料理を食したのでしょうか。 ・・・・・・ 翌日は、南北の非武装地帯へ足を延ばしました。 イムジン河の近くにくると、鉄条網と監視小屋がやけに目に付きます。 バス乗り換え場所の「自由の橋」です。 この橋の先は閉ざされ、むなしい国旗や寄せ書きの布が架かってました。 検問所では、銃を背中にした兵士がバスに乗り込んできて、 ひとりひとりのパスポートをチェックしたり、ここからは撮影禁止だったり。 ジーパンやミニスカート姿も許可されないそうです。 広い道路には、スピードを出せないようにジグザグに障害物が置いてあったり、 有事に備えた仕掛けがあったりします・・・。 平和ボケしている私に、緊張感がはしりました。 北朝鮮が侵略する目的で密かに掘ったという、第3地下トンネルに潜りました。 脱北者の情報で、ソウルに向かう4つのトンネルが見つかったのだそうです。 あいにく霧がかかって、遠くまでは無理でしたが、 都羅統一展望台からは、北朝鮮の様子をかいま見ることができました。 この展望台では、ラインがひいてある場所から、こんな写真だけ撮りました。 ここ都羅山駅は韓国最北の駅で、昔はこの先にも列車が走っていました。 今、両国を結ぶ列車を走らせる計画があり、 ここでも、南北を統一したいという願いがあふれていました。 霧にけむる川を車窓から眺めていると、 「イムジン河」の悲しいメロディが、浮かんできました。 両国が対峙している現状や、民族が分断されてしまった悲しみを思うと、 つくづく平和の尊さを感じずにはいられない、旅でした。 ・・・・・・ 重苦しい雰囲気になりましたね。 でも、もちろん肝心の韓国グルメを楽しんだのは、いうまでもありません。 薬膳お粥のサムゲタン(参鶏湯) 鳥骨鶏や鶏のお腹にモチ米や松の実・栗などを詰め込んだ、コラーゲンたっぷりのお粥です。 定番の焼き肉。 カロリーが気になるオバサンも 「今日だけ今日だけ」と言い聞かせながら、しっかり頂きました♪ 外で食べた朝がゆや韓国うどんや海苔巻き。安くて美味しい店でした。 デパ地下には、様々なキムチが売られています。 そういえば、外食では必ずおかわり自由なキムチが出てきましたけど、 辛いもの苦手な私は、ちっとも嬉しくないのでした・・・。 今日は長々の紀行文になりましたね。 最後までおつきあいくださって、ありがとうございました(ペコッ)
by kero0131
| 2007-05-15 23:36
| 旅
|
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
OMソーラーの家「Aib... 楽家記(らくがき) kyoco日記 ひなたの場所 スタジオ紡 アナログの家が好き!高座... ばーさんがじーさんに作る食卓 もの思うゆえに 風にのせて ~Couri... ヘルメットな日々 陽とりごと 草のいろ みどりのたより +++Treasures+++ 春のよき日に 薪おじさんの気まぐれブロ... カリフォルニアの青い空 大きなびわの木のしたで い ご こ ち 雑木林の家から-nishio sanasan room 一写 一想 田園LIFE andante-desse フル.フルール リンク
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||