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かっこいい生きかた

GWの谷間に、友人と念願の「武相荘」に行ってきました。
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ここは、かの有名な白州次郎・正子夫妻が60年間暮らした家。
今では、ユニクロやカラフルな建て売り住宅などの、都会的な環境に囲まれてしまいましたが、
ここだけはタイムスリップしたようです。
そのうえ、平日だったので人影も少なく、深閑としたひとときでした。
(日によっては、なんとバスツアーもあるそうです。)

白州次郎が、開戦・敗戦そして食糧難を見こして古い農家を購入し、
少しずつ家を直しながら、農業に励んだところです。
武蔵と相模の国境にあることと「無愛想」の文字をかけて、名づけられたとか。
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室内の写真は撮れませんでしたが、古い田の字間取りの随所にモダンさがひかり、
収集した器や調度品などに、正子さんの並はずれたセンスがうかがえました。
次郎さん手作りのテーブルやポストなども有りましたよ。
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吉田茂のブレーンとして戦後の政治を動かし、晩年までポルシェを乗り回していた、ダンディでかっこいい次郎さんと、
感性豊かな目を持つ随筆家の正子さん。
華々しい社会で活躍されながらも、片田舎の質素な民家で暮らすおふたり・・・。
その生きかたはとても魅力的です。
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去年、20年ぶりに京都美山町の職人さんの手で葺き替えられた、茅葺の屋根。
棟のてっぺんは関西や雪国では三角ですが、ここ関東ではかまぼこ形で瓦が乗り、
「寿」の文字は、鋏で切り取って書いたそうのだです。
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敷地内の裏山では「キンラン」が見ごろで、
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竹やぶの大きくなったタケノコや、
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庭の野草の花に、ここが都会なのを忘れてしまいそうです。     「イカリソウ」
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白州次郎の遺言は「葬式無用、戒名不用」の、たった二行だったそうです。  最後まで、かっこいいですね~♪
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   (この日は、コンデジでした。)

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今日は、一日冷たい雨降りでした。
で、もう掃除をしようと思っていた薪ストーブに火を入れました。
もう5月なのに・・・とブツブツ言いながら、けっこう嬉しい寒さなのでした(^-^)

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by kero0131 | 2008-05-10 22:31 | 建物
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