あの日は、都立小金井公園内にある「江戸東京たてもの園」に行ったのでした。
以前、この場所には洞穴式住居などがありましたが、 現在は、東京の文化的・歴史的な建物が移築復元されています。 ここにくると必ず入るのが、コルビュジェの直弟子だった建築家「前川國男」の自邸。 切妻屋根の端正な外観で、大きな屋根につつまれた安心感を感じます。 玄関は狭いのですが、リビングに誘う大扉は、回転式になっています。 そのリビングは、落ちついた光に満ちた吹き抜けの空間です。 南一面のガラス格子窓は、和のような洋のような・・・。 心地よい風が通り抜け、ソファーにずっと座っていたくなります。 今回初めて気がついたのですが、雨戸は外に垂直に納めるようになっています。 窓が、戸袋でふさがれて暗くならないような、工夫なんですね。 また北面の雨戸は、なんとガラス戸の内側に引き込むのです。 どうしてなんでしょう。 何度目かになると、いろいろな細部にも目がいきます。 こんな年月を経た美しさは、いいものですね。 キッチン・バス・ベットなども、戦時中とは思えないモダンなつくりです。 物がない時代に、いろいろ工夫されてできた建物なのでしょう。 そういえば、外観の中央柱は、電柱だそうです。 でも、やはり裕福な暮らしなんですね。 このたてもの園には、まだまだいい建物があって、飽きません。 前の広場では、今年も、こんな風に賑やかな光景が展開しているのでしょうか。 今年の桜は、なぜか開花期間が長いですね。 この週末に、まだ間に合うでしょうか・・・。 つづく。
by kero0131
| 2008-04-03 21:48
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