昨日、冷蔵庫の整理をしていたら、
その隅っこに、小豆の袋を見つけた。 これは、義母が元気だった頃に送ってくれた、自家製の豆。 虫がつきやすいので、冷蔵庫にしまっておいたのを、 すっかり忘れていた。 袋を開けてみると、もう10年は過ぎているはずなのに、外見は劣らない。 ちょうど明日は小正月。 で、薪ストーブの上でコトコト煮てみた。 そうして、小豆粥ならぬお汁粉ができあがった。 味に影響はなかった。 ああ、美味しい・・・と頬をゆるめたけれど、 ふと、甘いお椀の中に、働き者だった義母の姿が浮かび、 ツーンと目頭が熱くなった。 ”美味しいね”って、いっしょに食べたいけれど、 もう、私の顔もわからない。
by kero0131
| 2007-01-14 23:06
| 食べる
|
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
OMソーラーの家「Aib... 楽家記(らくがき) kyoco日記 ひなたの場所 スタジオ紡 アナログの家が好き!高座... ばーさんがじーさんに作る食卓 もの思うゆえに 風にのせて ~Couri... ヘルメットな日々 陽とりごと 草のいろ みどりのたより +++Treasures+++ 春のよき日に 薪おじさんの気まぐれブロ... カリフォルニアの青い空 大きなびわの木のしたで い ご こ ち 雑木林の家から-nishio sanasan room 一写 一想 田園LIFE andante-desse フル.フルール リンク
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||